2018/02/28
帰雲
日本刻字協会展への出展作品です。
(東京都美術館に1月に出展された作品です)

帰雲
日本刻字協会展への出展作品です。
(東京都美術館に1月に出展された作品です)
帰雲
今年は雪の少ない冬を過ごしていますが、なんとも物足りない気がします。
2月18日、東京へ行ってきました。上野公園ではカンザクラ?でしょうか、満開でした。
毎年恒例の日本刻字展と、隔年で行われる国際刻字芸術公募大展とが、今年は同時に開催され、鑑賞しに行ってきました。
日本刻字展は東京都美術館で、国際刻字芸術公募大展は銀座画廊美術館で、それぞれ展示されました。
出品された作品はもとより、多くのギャラリーでにぎわい、自作品を探すのも一苦労でした。
▲日本刻字展出品作品
▲日本刻字展目録
▲国際刻字芸術公募大展出品作品
▲国際刻字芸術公募大展テープカットの様子
▲熱心に見入るギャラリー
▲上野公園のカンザクラ?
韓国にて行われた、第3回「国際刻字公募大展」に作品を出展しました。
この展示会で「特選」を受賞いたしました。
出展した作品「興」は、東日本大震災から丸3年たち、復興から立ち上がる被災した人々の力強さを表現したいと思い仕上げた作品です。
「興」
先日まで福島空港にて行われていた、「空」へをテーマの“アートな漢字展”が大盛況のうちに終了いたしました。
高橋政巳氏のおもしろ漢字語源の講演や、世界でたった一つの游印やストラップ作りも大盛況でした。
また、来場者協力の、一刀を刻んで作り上げる「空」の刻字大作も見事に仕上がり、空港2階ショッピングモールの一角に飾られています。
空港へお立ちの際には是非ご覧下さい。
「空」、空港への引渡し
展示された「空」の刻字
「空」
初めての試みである、「アートな漢字展」。連日多くの方々が訪れては会場の作品展示物、游印やストラップの体験を楽しんでいました。
来場者参加の『みんなでひとつの作品をつくろう』では、大きな字で“空”の一文字をノミと木槌をつかって刻み上げ、刻字作品を仕上げました。
この作品は福島空港に飾られ、福島空港より大空へ、また大空よりと、離着陸する方々を送迎することになります。
また初体験の方々が多かった游印やストラップの体験では「久々に集中した」と、夢中に彫りあげ、世界でたった一つの宝物を自ら完成させ満足げな姿には微笑ましささえ感じました。
今日15日(土)は、師である、高橋政巳氏の『目からウロコ』のトークショー。「今年の漢字」、「恋」と「変」はなぜ似ているのか等々、漢字の奥深さを知る楽しい時間になりました。
アートな漢字展
「空」、記念すべき第一刀
体験風景(游印)
体験風景(游印、ストラップ)
「空」
去る2月28日より、東京銀座画廊美術館にて行われていた第31回日本刻字展に於いて、日本刻字協会賞を受賞いたしました。
年々新発想による作品が目を見張る中、今年も様々な作品が見る人を楽しませてくれました。
そんな中、自分自身の作品も好評価をいただいた事に感謝しています。
次年制作の構想も楽しみながら考えてみたいと思うところです。
作品「硯」
硯
楽篆倶楽部(代表 高橋正巳)による、30人作品展が9月19日(月)大盛況のうちに閉幕しました。
百数十点の力作が会場狭しと展示され、30人展としては第1回の開催でしたが、この日のために皆せっせと製作に打ち込んだ姿が見て取れました。
来年第2回の作品展に向け、会員はお互いの作品などからヒントを得たりして自分自身の個性ある作品を、と今から熱く燃えている様子です。
来年の作品展も今から楽しみです!! が私も頑張らねばと身が引き締まる思いです。
乞うご期待!!
30人展の風景
それぞれの作品を見入る方々
自作品(野望/杜甫)
自作品(PRIDEより/詩文書)
自作品(陽和近)
自作品(小物/刻字拭漆)
茨城県大子町の創作懐石、『寿昌庵けん坊』様内のミニギャラリーにて、字游庵の作品を展示させていただいております。
地場産の食材にこだわり、お料理から器選びまで、すべてこだわっておられます。昼食や夕食、そしてお食事でなくてもティータイム時間を利用してもゆっくりご覧頂けるそうです。
隠れ家的な、閑静な雰囲気の素敵なところです。大子町の袋田の滝と合わせてお楽しみいただきたいと思います。
けん坊様にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
【寿昌庵けん坊】
昼食/11:30~15:00、ティータイム/15:00~17:00、夕食/17:00~23:00ごろ。定休日/不定休
茨城県久慈郡大子町下野宮2072-1
TEL, FAX: 02957-2-2007
http://www.j-kenbo.com/
展示中の作品
お店の中の各所に飾ってもらいました
掛け軸