今月の漢字(10月)は「謝」

「謝」
「謝」は「言」+「射」で、ホッとした瞬間、言葉をかける意で、思いを言葉に出して謝った瞬間に緊張がほぐれ、その言葉を受けた方は、その瞬間に緊張がほぐれ、感謝の気持ちに変わるという意。
「謝」という漢字は両極端の意味をもつ不思議な魔法使いのよう。いさぎよく謝るということが如何に心を軽くすることか。「感謝」と「謝る」、「ありがとう」と「ごめんなさい」、どちらの言葉も元を辿れば同じ意味。どんなときも素直に使っていきたい言葉ですね。
店先にそっと置かれた「おわいなんしょ」(いらっしゃいませ)。

「おわいなんしょ」
今月の漢字(9月)は「法」

「法」


(タイ)上部が鹿で、下部が馬に似た解廌(カイタイ)と言う空想上の動物のこと。
神判(神の」さばき)をする時に受ける側のA・B両者にこの解廌が与えられる。両者はこの動物を介して言い合いをする。
解廌は話の内容を聞き、悪いと思ったほうを成敗し、勝者が決まる。買ったほうが慶(よろこぶ)となり、負けたほうは去(さる)となる。

(サイ:祝詞を収める器)ふたをとったもの。
負けた人の身体の胸(
ダイ・人の形・
ブン(文)は人の胸だけを大きく強調したもの)に赤い字で印を付け
(サイ)と共に川に流される。
それを法律と言う。